適応障害を乗り越える:ピオーネの心理ブログ

前職で適応障害、自律神経失調症、逆流性食道炎になり、仕事を休職、そして退職…現在は山梨県で医療事務として働いています!もうすぐ結婚予定!結婚したら転勤族の妻になります!

【ドラマ】「明日の約束」を見て親との関係を考える

こんばんは!ピオーネです!

現在、適応障害自律神経失調症で休職中です…



今、「明日の約束」というドラマを見ました。

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※ただ、この先の文章はドラマの紹介やあらすじや感想ではありませんので、そういうのを求めて読まれた方は期待はずれですみません!




このドラマは高校生が自殺した学校のスクールカウンセラーが主役のドラマで、今の私には何だか繋がるところがたくさんあるドラマです。



高校生の自殺の原因に迫っていくストーリーの一方で、主人公のスクールカウンセラーであるひなた(井上真央さん)の過去や母親との関係、色々な人の人生の葛藤も描いています。



私自身、家族との関係に今も悩んでいます。

適応障害になったのも、直接的な原因は職場でしたが、家族との関係性からの性格形成が影響していると思います。

ドラマで、ひなたと母親の関係を見ていて、何だか辛くなりました…



両親と話すとき私はいつも緊張します。

実家で自分らしくいられないっておかしいですよね…

でも、両親に大事な話をしようとすると手が震え、涙が出ます…

一人暮らしをして、両親と同じ職業につき、関係も少し良くなってきた(やっぱり距離を取るのは大事!)のですが、結婚の話や適応障害になったことで、また関係がぎくしゃくしています。

カウンセラーさんの指示で今は連絡もせず、会わずに距離を取っています。



でも最近、私も体調が落ち着き、今後のことを進めていくために、仕事のこと、結婚のことを話したいと両親に伝えました。

本当は会いたくないけど、そこはしっかり伝えておきたいと思い、覚悟を決めての連絡でした。

でも、母から「そんな重い話じゃなくて、会えなかった2ヶ月間の話が聞きたいから、父以外のみんなで(父は仕事だったようで)一緒にご飯を食べよう」という返事が来ました…



私はできるだけ距離を取り、会わないようにしているのに、親は自分が私と向き合い嫌な思いをするのが嫌だから、回数を重ねて関係を修復したいようです…皮肉ですよね…

親は私と話すと自分が悪者のように感じて嫌だそうです…

一番辛いのは私なのにどうして責められるの?という発想が母にはあるようです。

うちはいつも「自分の方が辛いの!大変なの!」というスタンスで溢れています。

私は親の気を休めるため常に粗がないように努力して自分で危険をさけ、納得してもらえるよう、頑張ってきました。

でも、あまり賛成されたことがありません。基本あら探しと否定的な意見です。

良く言えば、とても慎重で娘想い。悪く言えば自分達の思う通りに私を動かしたい。

私はきっとそんな親に認めてもらいたいし、私の決断を喜んでほしいと一生懸命なんだと思います。(そんなこと起こらないけど、それでも求めてしまうのが親子の性のようです。)

親のご機嫌取りはもうたくさんです。

びくびくして暮らすのももうたくさんです。

私は自分の責任で自分の人生をそろそろ歩まなければいけません。

そのために、認めてもらえなくても、私はこういうふうに生きていきますと話さなきゃいけないのに、なかなかうまくいきませんね。



何だか気持ちが溢れて、まとまらない文章になってしまいました…

いつもと少しテイストが違って戸惑われた方もいると思います…



でも、ドラマを見て思ったのは、本当に誰もが闇を抱えているということです。

あなたが羨む相手も、憎む相手も、子どもも、大人も…

本当にみんなが何かを抱えて、それでも何となく毎日を生きているということです。

私は適応障害という大きな闇を体験中ですが、この痛みを知れたことは良かったなと思っています。

本当に常識ではどうにもならない苦しさがありました。こんなの体験したことがなかった…

きっとなったことのない人には意味が分からないことが(なった人も意味が分からないけど)起こるということが知れて、人を理解する1つの視点を持てて良かったと思います。

今後、このドラマがどんな展開になっていくのか楽しみでもあり、不安でもあり、自分と重なり、心を揺さぶられた夜でした。



最後まで読んでくれてありがとうございました!ピオーネでした。