【アート】『怖い絵展』に行ってきました!
こんにちは!ピオーネです!
今日は、早起きして上野にある上野の森美術館でやっている『怖い絵展』に行ってきました!
http://www.kowaie.com/
ベストセラーになった「怖い絵」シリーズの著者、中野京子さん監修の展覧会です!
- 作者: 中野京子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/07/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (10件) を見る
怖い絵とありますが、ぱっと見、怖くない絵が、背景や画家の思いを知ると、怖くなったり面白くなったり、見方が変わるのが面白かったです!
(でも、見た感じから怖い絵も少しあります)
すごくおすすめなのですが、とにかく人気で、毎日大混雑だそうです…
なので、今日は早起きを頑張り、開館時間に合わせて行きました!
そしたら結構すぐに入れました!早起きは三文の徳ですね!(笑)
でも、終わって出たときは、60分待ちとかになってました…ひぇー…台風の中、大雨の中、みなさん並んでました…
絶対朝イチがおすすめです!
朝イチでも、中はかなりの混雑で見るのも時間がかかりますが…
怖い絵展は絵を見るだけでなく、説明を読むことで面白い展覧会なので、行く方は音声ガイドをおすすめします!
吉田羊さんの素敵な声のナビゲーションを聞きながら絵が見られます!
ここから先は買ったポストカードの写真を載せるので、ネタバレになります!
これから行く予定がある方は、見ないようにしてください!でも、逆に見てから行っても楽しめると思います!
では、ここからは私が気に入った絵を紹介します!
- オデュッセウスに杯を差し出すキルケー
美人のキルケーから杯を受け取り飲むと豚に変わってしまいます…
でも、飲みたくなるほど美しい…
- オデュッセウスとセイレーン
セイレーンの歌声を聞いた者は、惑乱して、海に飛び込んでしまう…
船乗り達はみんな耳栓をしています…
でも、オデュッセウス(真ん中)はどうしても声が聞きたくて、ロープで自分を縛り付けてもらってますが、今にも錯乱しそう…
それにしても、セイレーンが美しい…
海から上がると人魚だったのが艶かしい脚に変わっています!
ちなみにセイレーンのハーブティも買いました(笑)
セイレーンのような美声になれる効果があるそう(笑)
お湯を注ぐと、最初は青色でだんだん黄色に変わるそうです!飲むのが楽しみ!
この白い服の女性は淫靡な夢を見て、快感にのけぞっています(笑)
でも、その夢を見せてるのは、怪物のイングブス(上に乗るの意)。
エッチな夢を見せてるのが醜い怪物なのがなんとも言えず面白いですよね(笑)
- マドンナ
この絵は、あの叫びの絵でお馴染みなムンクが書いた絵です!
テーマは「生と死」ならぬ、「性と死」。
生と性が結びつけられてるのが面白かったです!
真ん中の美女は男を狂わすファム・ファタール(運命の女という意)。
その周りを精子と胎児が囲むというインパクトがすごい絵です!
相手を惑わす、絶世の美女、ファム・ファタールは女性としても憧れます!
- レディ・ジェーン・グレイの処刑
こちらが今回の展覧会の大目玉の作品です!
日本初上陸です!
とにかく大きさがすごい!迫力満点です!
そして、もうすぐ処刑されようとしている16歳のジェーン・グレイの信じられないくらいの白さには息を飲みました…
美しい白い腕で自分が処刑される台を探し、その薬指には結婚指輪…
悲しく、時代に翻弄されてしまった少女の最後の瞬間がまるで舞台のように写し出されています…
このように一つ一つの場面の意味を知るとさらにリアルに感じます…
この絵は絶対に本物を見るべきです!
この絵を見るだけのために行くのでも価値があると思うくらいです!
長くなってしまいましたが、他にも怖くて面白い絵が満載です!
是非、興味を持たれた方は行ってみてください!
ちなみに12月17日までです!
紙兎ロペとのコラボもやっています!
長くなってしまい、すみません!
最後まで読んでいただきありがとうございました!ピオーネでした!